目玉特集は「死後の手続き」 どの週刊誌も「終活バブル」状態に

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   週刊現代や週刊ポストが先鞭をつけた「高齢者路線」に、他の週刊誌が続々と参入している。

   これまで現代・ポストの両誌は高齢者の性や健康を取り上げることが多かったが、今の主戦場は葬儀や年金、相続など「死後の手続き」。週刊現代は10号、週刊朝日は7号連続で特集を組むほどだ。

  • 週刊誌のには「死後の手続き」に関する見出しが多く並ぶ
    週刊誌のには「死後の手続き」に関する見出しが多く並ぶ
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週刊現代は10号、週刊朝日は7号連続で...

   最も先行したのが週刊現代だ。2018年12月8日号(11月26日発売)で「あなたと親の『休眠財産』を掘り起こす」と題した特集を掲載し、翌12月15日号(12月3日発売)で

「これで安心して、さよなら 10日で出来るあなたの人生『最後の総力戦』」

と題した特集を掲載して「死後の手続き」路線を本格化させた。特集は10号連続で展開され、2月16・23日号(2月4日発売)ではタイトルも「最期の総力戦」に。最新の19年3月9日号(2月25日発売)では「ドーンと20ページ! 本家本元だから、どこよりも詳しい 『最期の総力戦』第10弾」と、景気のいい見出しが躍った。

   続いたのが週刊朝日だ。19年1月25日号(1月15日発売)に「書き込み式 死後の手続き」と題した特集を載せたのを皮切りに、毎週の表紙には

「生前にできる死後の手続き」(2月5日号)
「困る前に整える 死後の手続き」(2月8日号)
「葬儀をせずに幸せに逝く」(2月15日号)
「夫や妻と死別後の手続き」(2月22日号)

といった見出しが躍った。最新号の3月8日号(2月25日発売)で、7号連続の掲載だ。

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