「巨人の功労者」としての期待が
「阿部は年齢的にいつ引退してもおかしくない。原監督は、阿部の引退後のバッテリーコーチを考えているはず。阿部は巨人の功労者で、投手陣の人望も厚い。原監督は、阿部の選手としての最後をキャッチャーとして終わらせてあげたいとの気持ちがあったはず。阿部の引退後、スムーズに入閣させるための手段としてキャッチャーに戻したのでしょう」
今キャンプでは、阿部が若手にアドバイスを送るシーンが多くみられ、「コーチ」としての才能もみせつつある。事実上、今シーズンの正捕手は炭谷と小林の2人の争いになるとみられ、阿部は代打の切り札としての起用が濃厚。年俸1億6000万円(金額は推定)のなんとも贅沢な代打要員だが、将来を見据える巨人にとっては決して高くないかもしれない。