タレント・小説家のいとうせいこうさんが2019年2月25日にツイッターで、この日に発表されたアカデミー賞の結果について喜びの声を投稿した。
第91回アカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」を、いとうさんは以前からたびたびツイッターなどで話題に挙げていた。
願いどおり、予想どおり
いとうさんは、
「アカデミー賞作品賞、願い通り予想通り『グリーンブック』だった! ファレリー監督おめでとう!」
と、「グリーンブック」の監督であるピーター・ファレリー氏を祝福した。続けて、
「コメディをやり続けて来た人の人情派・差別反対ムービー、是非ご覧下さい!!」
と、読者にこの作品を紹介した。
いとうさんは今年(2019年)の1月27日にも、
「コメディを作り続けてきたファレリー兄弟のピーターが撮った『グリーンブック』が本当に本当に素晴らしい」
「さまざまな差別への怒りを笑いと皮肉と抑制をもって描く暖かく美しいタッチの作品。これがアカデミー賞を席巻することを願う」
と、言葉を尽くして賞賛していた。さらに2月17日には、出演した「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)の放映後、
「最後に奈良橋(陽子)さんとアカデミー賞のことを短く話すはずだったのだが、(中略)なんと二人とも『グリーンブック』が作品賞をとることを願っているという共通点があった」
とツイートしていた。まさに今回、いとうさんの予想が当たったというわけだ。
映画「グリーンブック」は、1962年のニューヨークが舞台の、ナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップと黒人ピアニストであるドクター・シャーリーの2人が中心の物語。タイトルの「グリーンブック」とは、昔、黒人向けに出版されていた旅行ガイドブックを指す。