「2大問題」解決できない広島球団
毎年のように繰り返される広島の入場券問題。販売方式の課題として広島ファンから指摘されていたのが、「先着順」と「一括販売」だ。今回は公平性を謳って抽選方式に変更したが、結果的には抽選券の配布を受けられなかった者が続出し、公平性を大きく欠くものとなった。一方の「一括販売」については改善の兆しが見られず、入場券の購入は1人につき5試合までとの条件が付けられたが、購入枚数は制限されていない。
ネットでは広島ファンのみならず他球団のファンからも球団の見通しの甘さを批判する声が寄せられ、改善を求める声が殺到している。また、今回の騒動によってマツダスタジアムの入場券の転売が増え、価格が高騰してプラチナ化するのではとの不安の声もみられる。
「安易に考えていた球団の甘さが出たね。」
「各球団が転売対策を強化しているが広島はかなり遅れているように思う」
「転売屋もずるがしこいから、抽選券も多人数で大量に獲得してくると思う」
「たぶん今年も発売してすぐにヤフオクで何倍もの値段になったものが出ていると思う。」
広島はこの日、球団の公式ホームページで「2019年度 公式戦入場券販売整理券の抽選配布終了のお知らせ」と題し、「本日マツダ スタジアムにて行っておりました、公式戦入場券販売整理券の抽選配布は終了いたしました。ご了承くださいますようお願いいたします。」とコメントを発表した。