朝日新聞「学ぶことが多いと感じました」
J-CASTニュース編集部では、朝日新聞社広報部に書面で取材を申し込み、今回の企画の理由などについて聞いた。広報部によると、18年11月にせやろがいおじさんを東京本社内で取材する際、朝日側から動画撮影について依頼したという。
社員に声を掛ける場面については、「声掛けはその場のアドリブで、事前の仕込みはありません」。あわせて、担当者のこんなコメントも届いた。
「動画撮影を含めた今回の取材を通し、批判や誤りへの指摘に対する、せやろがいおじさんの柔軟で謙虚な姿勢に、情報発信に携わるものとして学ぶことが多いと感じました」
今回、J-CASTニュースでは、せやろがいおじさんこと、榎森耕助さん(31)=沖縄県在住=にも取材。企画の背景などを聞いた。
榎森さんは電話取材に対し、「これをオッケーした朝日新聞の方が懐深いというか、ちょっと変態だなと思った」と冗談を交えながら答えた。
「すごく浮いてましたし、社外の人間が本社に入って撮影するのは、くまモン以来みたいで。それくらい珍しいことみたいです」
赤ふんどしの恰好については「衣装の指定はなかったが、『そりゃその恰好で来ますよね』みたいな、暗黙の了解で合致した」と話していた。