産経の春採用、38人→2人に 大手紙で唯一「激減」の怪

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取材・販売網縮小のしわ寄せ?

   にもかかわらず、産経だけ採用が減るのはなぜなのか。一般的に考えられるのが、支局を統廃合するなどして必要人員が減った場合、その人員を配置転換した分新規採用を抑える方法だ。産経は18年だけで高知、徳島の両支局を閉鎖している。今後も取材網の縮小が続く可能性があることに加えて、販売網も他紙に委託したり郵送に切り替えたりして縮小する可能性が指摘されている。

   産経新聞社広報部はJ-CASTニュースの取材に対して、19年春の新卒入社は記者1人、ビジネス職1人の計2人と認めた一方で、採用が激減した理由については、

「人事施策についてはお話ししておりません」

と回答した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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