ドロリッチ生産終了は必然か 消費者離れの要因は「ステルス性」?

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「サイレント容量減少が原因でしょ」

   V字回復に向けた策の一つが商品リニューアルだ。

   同社によれば、発売以降、パッケージの見直しなどマイナーリニューアルを50回以上行い、14、15、17、18年にはコーヒー豆の増量やクリームの配合調整など全面リニューアルを4回実施した。

   一方で、この施策が買い控えを招いたとの指摘もある。全面リニューアルではいずれも価格は150円に据え置いたものの、発売当初の内容量220グラムから、200、180、120グラムと減らしていった(18年には180グラムに増量)。

   価格は据え置いて内容量を減らす手法は、「シュリンクフレーション」や「ステルス値上げ」と呼ばれる。同社は「実質値上げのようなお客様を欺くような意図は一切なく、リニューアルのたびに商品価値の向上を図ってきました」とするが、生産終了の報道が流れると、SNS上では「サイレント容量減少が原因でしょ」「220g 150円→120g 150円はやりすぎ」といった声が少なくない。

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