家を買いたい。そんなとき、欠かせないのはモデルハウス訪問だ。建物を見ながら、実際の暮らしをイメージするのは、やっぱり家選びの基本である。
とはいえ、なかなか忙しいと、モデルハウス訪問の時間も取りにくいもの。ましてや、あちこち巡ろうという場合はなおさらだ。実際に出かける前に、雰囲気をつかみたい――。
そんなニーズにこたえ、ポラスグループの中央住宅(埼玉県)が、ちょっとユニークな動画を制作している。どんな動画なのか、J-CASTニュース記者が視聴してみた。
次世代スマートシティの暮らしを実感しよう
動画が紹介しているのは、さいたま市の「浦和美園 E-フォレスト コネクテッド サイト」のモデルハウスだ。徒歩5分の浦和美園駅から埼玉高速鉄道で都心にも直結、世帯数も着実に成長を遂げる、次世代のスマートシティ。E-フォレストの暮らしぶりを実感できるモデルハウスを、動画を通じて体験してみよう。
動画の中でも注目は、まるで「暮らすように過ごせる」「進化系リアルモデル」として作られたモデルハウス「コネクティングモデル」訪問のパートだ。視聴者は1階から順に、実際に中を歩いているような感覚で、モデルハウス内の設備を見て回ることができる。
「工夫してる!」と記者が感じたのは、単に施設を映すだけでなく、モデルハウスを訪れている「お客さん」たちも一緒に映しているところだ。係員からコーヒーを渡される姿などを見ていると、「ああ、実際に行ったらこんな感じなんだな」というのがより実感しやすい。
施設の紹介も、もちろんしっかりされている。たとえば、最初に通される1階の「ウェルカムフロア」には、ケーキやスイーツが味わえるカフェコーナー「CAFE SPACE」があるんだとか。人気のデザイナーズチェアが展示される一角は、実際に家を購入した時の参考にもなりそうだ。
カメラが2階に上がり、今度は「レセプションフロア」へ。係員からより深い説明を聞いたり、素材サンプルなどを確認できたりするこのフロアも、カメラは客目線で紹介。ここまで観るころには、訪問時のイメージもかなり沸いているころだろう。ちなみに、「キッズスペース」もあるので、子供連れでの訪問を考えている人には安心の材料になりそうだ。
動画ではほかにも、3つのモデルハウスが登場。コンセプトのそれぞれ異なる「森の家」「スタジオハウス」「アートの家」を、それぞれ家族での生活シーンをイメージした映像とともに紹介してくれる。
どうしても退屈になってしまいがちなこの種の動画だが、上にも書いたように、実際の暮らしぶりを思い浮かべやすい演出もあって、より印象に残る構成になっている。モデルハウス訪問に悩んでいる人が、とりあえず観て検討するのもありだし、すでに訪問を決めている人も、事前に観ればさらに暮らしの様子を深く想像できそうだ。