プロ野球・巨人の春季キャンプ場で、練習を見たり選手のサインをもらったりする際に場所取りなどの迷惑行為があったとして、キャンプの協力会が来場客に注意を呼び掛けている。
呼びかけでは「目に余る行為」があったとし、今後も見受けられた場合は「直ちに対処」するとした。協力会の担当者によると、ファン同士のトラブルが起きたこともあるという。
「目に余る行為が見受けられます!」
注意喚起したのは、キャンプ中のファンサービスイベントや練習風景などを発信するフェイスブックアカウント「ジャイアンツキャンプインフォメーション」。2019年2月17日の投稿で「キャンプ場の注意事項!」として、
「最近、練習風景を見る為や選手のサインを頂くのに際して球場の座席や柵、地面に敷物や荷物を置いて『場所取り』等の行為をし、目に余る行為が見受けられます!」
と、ファンのマナーをめぐる現状を伝えた。その上で、
「今後はこの様な場面を発見した際には直ちに対処・撤去し他のお客様に迷惑が掛からぬよう12球団全体の取り組みを実施致しますので皆様のご協力を何卒、宜しくお願い致します!」
と、今後は厳しい対応を取るとしている。
こうした宣言には「巨人のファンであることを誇りに思えるような行動を!」「当たり前すぎて、こんなことをキャンプの事務局さんに言わせてしまうことが恥ずかしい」などと、ファンの間でも問題視する声があがった。