「あっぱれ」の押し付けはやめて――! 2019年2月17日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、司会の関口宏さん(75)と張本勲さん(78)が、ちょっとしたバトルを繰り広げた。
この日の張本さんは、スポーツ選手の活躍にも中々「あっぱれ」を出さず。これに業を煮やしたのか、関口さんは「あっぱれ?」「ハリさんは(出さないの)?」などと促していたのだが......。
「『あっぱれ』は、私が言います」
バトルの伏線となったのは、スポーツクライミングのジャパンカップで、野中生萌(みほう)選手が優勝したという話題に、張本さんが「あっぱれ」を出さなかったことだ。これに関口さんは、どこか促すような調子で、
「あっぱれ?」
と問いかける。だが張本さんは「まだ、あっぱれはあげられないでしょう」と素っ気なく返し、関口さんは「厳しいなあ...」とぼやく。
そして、スタジオの話題は移る。ノルディックスキーW杯のジャンプ女子で、高梨沙羅選手が今季初優勝を飾ったというニュースだ。これに御意見番として番組に出演していた元阪神の掛布雅之さんが「あっぱれ」を出す。
すると関口さん、スタジオのボードにシールを貼りながら、
「やっと、やっと『あっぱれ』が付きましたね」
と一言。さらに、張本さんの方を指さしながら「ハリさんは(出さないの)?」と問いかけた。
こうした態度が、張本さんに火を付けたよう。「もちろん、あっぱれでしょう」と応じつつも、どこか不機嫌そうな様子で、
「あまりけしかけないでよ。『あっぱれ』は、私が言いますから」
とクギを刺したのだ。