シャウエッセンが「レンジ解禁」 時短ニーズ受け「急な手の平返しを、お許しください」

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   日本ハムの「シャウエッセン」の歴史が変わった。同社はこれまで、熱湯でのボイルを薦め、電子レンジでの調理を控えるよう告知してきたが、方針を180度転換。公式サイトなどで、レンジ調理を「解禁」すると宣言したのだ。

   この解禁宣言は、2019年2月15日にシャウエッセンの公式サイトに掲載された。冒頭に踊るのは、「シャウエッセンは、手の平を返します」という大文字だ。

  • シャウエッセン公式サイト
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「急な手の平返しを、お許しください」

   今回の発表ではまず、これまではレンジ調理を推奨してこなかっただけでなく、「加熱し過ぎて破裂してしまうことを恐れ、『禁止』さえしておりました」と告白。その上で、

「しかし、今はカンタン調理が求められる時代。世の中の時短ニーズをうけ、繰り返し、繰り返し、テストした結果、加熱時間の目安を定め、ついに『解禁』することになりました」

と経緯を説明している。

   また、レンジ調理はソーセージの脂が閉じ込められるため、ボイルとはまた違った濃厚な味になるともアピール。続けて、

「『禁止』から『解禁』へ。心配し過ぎたがゆえの、急な手の平返しを、お許しください」

と理解を求めている。

   これまではパッケージ上でも「皮が破れる恐れがありますので、電子レンジやオーブンでの加熱はお控えください」としていたが、こうした記載も変更。2月上旬から順次切り替えている新パッケージでは、レンジでの調理説明を新たに追加している。

   それによると、加熱時間の目安は3本の場合は500Wで30秒、600Wで20秒。6本の場合は500Wで60秒、600Wで40秒。皿に移した上で、ラップをかけて加熱してほしいとしている。

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