謝罪があったことなどから、3人は口頭注意に留める
自衛隊体育学校の懲戒処分について、地元紙の埼玉新聞が2月12日にウェブ版でも報じると、ネット上で様々な意見が書き込まれた。
教官の暴力行為に否定的な向きとしては、「殴る以外に幾らでも指導の方法はあった」「体罰はいけない」「処分は当然だし仕方ない」といった声が出た。
一方で、正義感ある教官だと讃える声も多く、「誹謗された女性隊員は、救われた気持ちになったのでは」「女性隊員の事を誹謗する言動の方がどうかと思うけど」「処分覚悟で自己申告した 教官を応援したい」などと書き込まれている。
また、男性隊員3人については、「容姿いじったらアカンやろ」「今まで何を学んできたんだ」「何らかの処分が必要だと思う」と厳しい意見が多い。
体育学校の総務課では14日、J-CASTニュースの取材に対し、女性が教官の平手打ちについてどう思っているかは分からないと答えた。女性と男性3人は、いずれも知り合いではなく、誹謗した理由についても分からないという。
3人は、女性に対し、「悪いことを言って、申し訳ない」などと謝罪し、女性も、謝罪を受けて、3人を許したという。体育学校では、謝罪があったことなどから処分はせず、口頭で注意するに留めたとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)