菅官房長官がうっかり本音? 東京新聞記者の質問は「取材じゃなく『決め打ち』」

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岩屋防衛相「これまで説明してきた事実についてご承知なく質問を」

   岩屋毅防衛相は、個別の事例は挙げなかったものの、

「沖縄の件について、毎回記者クラブで質問があって、丁寧にお答えさせていただいているつもりだが、突然お越しになって、これまで説明してきた事実についてご承知なく質問を重ねた。それでもしっかりお答えをしたが、やはり記者会見というのはある意味真剣勝負。十分に事実を把握して準備してきてから、ご質問いただければありがたい」

などとして望月記者の取材姿勢を非難した。

   菅氏の発言から一夜明けた2月13日午前の記者会見では、望月記者は統計不正の問題で質問したのに続いて、米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ移設する工事での土砂投入で、土砂に赤土が混じっている可能性について質問した。望月記者は

「防衛省が現場の土砂のサンプル提供を拒否しているのは長官もお分かりだと思うが、長官自身が直接現地に行き、ご自身の目で赤土が混じっているか確認し、もし赤土が混じっているなら、(沖縄)県に数年前の検査結果ではなく、今投入中の土砂の性状検査に応じるよう指示するつもりはないのか」

などと菅氏らの現地視察を要求したが、菅氏は

「仮定のことに対する質問はお答えを差し控えます」

とのみ答えた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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