さまざまなタイプがある「白血病」 治療はどのように行われるのか

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治療は1年以上続くことも

   白血病は、血液中の白血球が無制限に増殖する病気で、「血液のがん」の一種だとされる。全身の倦怠感のほか、貧血になったり鼻血が止まらなくなったりして発覚することが多い。

   テレビの報道・情報番組でも、池江璃花子選手の告白は大きく取り上げられ、各番組では、血液内科などの専門家の分析をそれぞれ紹介していた。

   それによると、白血病には、様々なタイプがあり、急性、慢性の別のほか、骨髄性、リンパ性といった種類もある。遺伝性も一部であるとされるが、原因不明なのがほとんど。若くして発病する人も多いという。抗がん剤の投与や骨髄移植といった治療法があり、半年ぐらいのプログラムを組むなどして治療が行われている。

   血液学が専門のある医科大学講師は2月12日、J-CASTニュースの取材に対し、こう話した。

「池江選手については、白血病のタイプが言われていないので、コメントしづらいですね。急性なら入院しますし、慢性なら外来治療で対応します。また、タイプによっては、抗がん剤で済む可能性があり、骨髄移植が必要な場合もあります。東京五輪に出場できるかどうかは、まだ分からないですね。治療は、1年以上続くこともあり、その間はパフォーマンスを発揮できません。一方で、全日本からあと1年余りもある、とも言えるわけですし」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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