スポーツ選手のSNSは「諸刃の剣」 ファン交流は深まるが、自主トレ場所の特定リスクも

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サイン目当てで、自主トレ場所の特定も

   プロ野球では今オフ、選手のサインをねだる一部ファンのマナーが問題視されている。先日、メディアで報じられたのが、自主トレ中のプロ野球選手にサインをねだったファンが、サインをもらえなかったためSNSでその選手に対して暴言をはいたもの。これに対して当該の選手がSNSで苦言を呈し、野球ファンに対してマナーの順守を呼びかけた。

   関係者の話によると、プロ野球選手の自主トレにファンが集まるようになったのはここ10年のことだという。巨人や阪神などの人気球団のスター選手となれば、新聞やテレビで自主トレの様子が報じられるため、トレーニング場所をファンが特定するのはある程度容易であった。ただ、あまりメディアで取り上げられない選手でもSNS上でトレーニングの模様を発信すれば場所を特定されやすく、サイン目当てのファンの中には選手の自主トレ情報をSNSで常時チェックしているものもいるという。

   過去には、国内で起きた女子高生の殺害事件について、あるプロ野球選手が「自業自得だ」とツイートし社会問題に発展したことも。2018年6月には巨人の若手選手の不適切な動画が流出する騒ぎが。これが影響してのものか不明だが、巨人・原辰徳監督(60)は、選手のSNS利用に苦言を呈しているとの一部報道もある。

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