「2月8日をもって雇用契約を終了し、退職処分としたと同時に、刑事、民事出での法的処置の準備に入ったことをご報告いたします。」
大手回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営する「くらコーポレーション」は2019年2月8日、悪ふざけを行ったアルバイト店員2人に対し、雇用契約を終了し、法的処置の準備に入ったと発表した。
「法的に厳粛な対応」予告していた
くら寿司をめぐっては、アルバイト店員が、まな板に置いた魚の切り身を包丁で2つに切ってから、それをゴミ箱に捨てたのち、再度ゴミ箱に捨てた魚の切り身をまな板に戻す様子の動画が2月4日頃にツイッター上に投稿され騒ぎとなった。
これに対し、くら寿司を運営する「くらコーポレーション」は2月6日、サイト上に「当社従業員による不適切な行為とお詫びについて」と題する文書を公開。 そこでは、大阪府内の守口店の店内で、アルバイト店員が「不適切な行為を行った」と認め、「大変不快で不安な思いをさせてしまいました」と謝罪した。
その上で再発防止に取り組むとともに、事態を重く受け止めて「法的に厳粛な対応」を進めるとしていた。
その後の対応に注目が集まる中、くら寿司は2月8日に「くら寿司守口店における不適切行動をとった従業員2名について」と題する文書を公開。そこでは「雇用契約を終了し、退職処分とした」と同時に、「刑事、民事での法的処置の準備」に入ったことが明らかにされている。