午前中の代金引換は「お釣りを少なめに...」 宅配ドライバーの「心の声」に共感集まる

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宅配会社に実際のところを聞いた

   実際に宅配会社に「釣り銭」について聞いてみると、ヤマト運輸の広報は「社内規定で釣り銭準備金を朝から持ち出しています。しかしリスク管理の点から大金を持ち歩けるわけではないので、たとえば連続で1万円から支払われるようなことが起きると、どうしてもお釣りを出せなくなってしまいます」と話す。その場合、「現場レベルでは、ドライバーがお客様のもとに伺った時、お釣りが足りないかもしれないと申し出ることはあります」としている。

   また、代引きの場合は配達前に受け取り主に電話をかける。「お客様のもとにお伺いし、お金をいただくという大切な作業ですので、ご在宅であるか、金額にお間違いがないかを伝えます。そこで金額を確認しますので、配達時にドライバーの釣り銭がなくて困ることはないようにしています」という。

   佐川急便の広報は「お札と小銭、一通りは持っている状態で配達にあたります。大きい金額を出されても対応できるようにはしています。仮に、何度か代引き配達をして釣り銭がなくなったら、その都度、現場で両替えするなどで対応しています」と話す。同社も事前連絡で金額を確認することで、「宅配時に釣り銭がないという状態はないようにしています」とのことだった。

   西濃運輸も「できるだけ対応できるようにお釣りは用意したうえで配達していますが、金額としては防犯面で自己管理できる範囲にはなります」としていた。

   「ひろい」さんの投稿に対しては「カード払いが一番ストレス無いですよね」との声もある。昨今は宅配会社もクレジットカードや電子マネーなどに対応しているが、「決済方法は荷主(送り主)様の方でご指定いただくので、代引きの時にいつもカードや電子マネーが使えるわけではありません」(ヤマト運輸広報)とのことだった。

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