「代金引換」による受け取りについて、宅配業者に勤めているというツイッターユーザーが「お釣りを少なめにして(支払いを)いただけると助かります」と切実に訴え、共感を集めた。
「お釣り」用に持ち合わせている金額には限りがあるためだとしている。実際に宅配会社に見解を聞くと、「防犯上の理由からあまり大金は持ち出せない」と話す。
「私達はレジを持ち歩いているわけではありません」
このユーザーは「ひろい@ゼロストレスの宅配便」(@hiroy_zero)さん。2019年2月5日に
「【宅配業者からのお願い】午前中指定の代金引換商品はお釣りを少なめにしていただけると助かります。午前中の早い時間帯に、3千円未満の商品で1万円札を出されるともうアウトです。事務所に戻るまでは両替もできません。私達はレジを持ち歩いているわけではありません」
と、代引きと「お釣り」について吐露。「申し訳ございません」として理解を求めた。
8日までに5000回以上リツイートされ、
「代引きは、購入者は釣り銭なしに用意しておくのがマナーだと思うよ」
「よく代引を利用するのですがお釣りがでないようにしています するとお兄さんが 助かります って言ってくださるので嬉しいです」
「心遣い大事ですね!」
などと共感を集めている。同業者というユーザーからは、「ほんとに...切実にお願いしたいですね...」「気持ちがめちゃくちゃわかる 千円札なくなるのは結構いたい」といった声もあがる。
運送業に15年以上携わっているという「ひろい」さん。J-CASTニュースの取材に、釣り銭として持ち出すのは大体1000円札7~8枚と小銭で1万円分程度と話す。「多額の現金を持ち歩くのは強盗や紛失のリスクがありますので」としている。釣り銭が少なくなったら、客に「今1000円札を切らせてしまっているのですが」などと申し出るか、配達前に飲み物を購入し両替えするなどして対応するという。