18年のパレードではミサイルも登場
創建70周年だった18年は軍事パレードも行われた。金委員長は演説の中で、軍事力のアピールと圧力を強める米国への批判を展開した。また、パレードでは片側9輪のトレーラーに載せられたミサイルらしきものも登場。新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型だとみられている。
18年の軍事パレードは午前中に行われたが、生中継は行われず、夕方になって録画・編集されたものが朝鮮中央テレビで放送された。平昌五輪に配慮して生放送を見送った可能性がある。19年は朝鮮中央テレビの17時のニュースでも、軍事パレードの様子は報じられなかった。さらに対応を抑制した可能性がある。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)