「ゴロウ・デラックス」終了は、新たな活動の前触れ? 報道に一部ファン期待も

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   元SMAPの稲垣吾郎さん(45)出演の「ゴロウ・デラックス」(TBS系)が今春に終了するとの報道にファンがざわついている。

   同番組は「巷で話題の本からベストセラーまで様々なジャンルの本を深く紹介」(番組公式サイトから)するというコンセプトで、稲垣さんが同局の外山恵理アナウンサー(43)と共に本の魅力を伝える番組。2011年4月に始まり、現在8年目だ。

   同番組が終了するとの一報を受け、ネット上ではツイッターを中心にファンからの嘆きが続々。ただ、それらの多くは突然の知らせに驚くというものではなく、「ゴロデラもついに目を付けられたのか」と、その終了を予期していたというものがほとんどだ。

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「スマステ」「ぷっすま」終了で最後の砦に

   同番組の終了についてファンが驚かないのは、ファンの間では以前から番組終了が懸念されていたからにほかならない。最初に番組の存続が危ぶまれたのは2016年8月のこと。この時はSMAPが同年12月末で解散することが発表されたためで、その煽りで「ゴロウ・デラックス」の打ち切りが懸念された。次にファンが身構えたのが、2017年9月に稲垣さん、草なぎ剛さん(44)、香取慎吾さん(42)がジャニーズ事務所を退所した際のこと。この時は同月に香取さん出演の「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)が打ち切られたが、「ゴロウ・デラックス」は踏みとどまった。

   その後も、番組改編期直前となる3月と9月が近付くたびに、ネット上では同番組の終了を警戒する声が噴出。事実、2018年3月には草なぎさん出演の「ぷっすま」(テレビ朝日系)が終了したため、「ゴロウ・デラックス」は「最後の砦」とも言える状況が続いていたのだ。

いよいよ干される時期が来た? それとも...?

   そんな中での同番組の終了報道とあって、ツイッター上では「いよいよ地上波から新しい地図が消える」と、懸念された事態が到来したとの声が続々。「いよいよ地上波(観る)意味なくなる」といったテレビを視聴する気が失せたとする声も多い。また、元SMAPのメンバーの番組といえば、中居正広さんが出演する「中居正広の身になる図書館」(テレビ朝日系)の3月での終了が1月に明らかになったばかり。このため、「一気にSMAP関係への締め付けや排除に向け力を強めてきている」と見るファンのツイートは多い。

   ただ、その一方で、2016年末のSMAP解散から2年が過ぎたことにより、「芸能界の2年縛りが過ぎた!」と喜ぶ稲垣ファンがいるのも事実だ。

   「芸能界の2年縛り」とは、「芸能事務所を移籍したり退所した人間は2年間は芸能活動を自粛しなければならないとされている」とする言説。「芸能界では暗黙の了解とされている」との文脈で語られることが多いほか、2018年には、具体的なアイドルグループの名前を挙げた上で、実際にそのような契約が存在するとの週刊誌報道もあった。

   このため、状況を悲観しない稲垣ファンからは、「悪しき2年縛りから解放されるんじゃないか?」と、番組が存続していたことが2016年末からの移行期間だったのではないかと推測する声がチラホラ。「あと半年たてば退所から2年たつ!」と、ジャニーズ事務所退所の時期から起算して期待する声もある。

   「ゴロウ・デラックス」終了後の稲垣さんの動向を、ファンは固唾を飲んで見守っている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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