フリー画像素材を米企業が「有料販売」 100枚以上が被害、訴えたサイト運営者「利用者が誤って購入してしまうのは嫌」【追記あり】

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「写真素材を不正に販売され続けることは大変迷惑」

   その上で、ぱくたそ側は「1月下旬になっても進捗の連絡すらなく、再度メールにて通告しますが返事をいただけない状況が続きます」とし、

「このまま、写真素材を不正に販売され続けることは大変迷惑なので、回答期日を設けた上でまずは該当の写真素材を削除してほしいと懇願しました。しかしながら、回答すらいただけず該当の写真は販売され続けている状態です」

と現状を伝えた。

   ぱくたそは、登録カメラマンから預かった写真をフリー素材として公開しているサイト。規約違反の事態を受け、「これ以上は、モデルやカメラマン、利用者にご迷惑をおかけしてしまうと思い、これまでの経緯と現状を公開しました」と、状況を報告した理由を説明している。

   J-CASTニュースが4日、シャッターストックの日本語サポートに問い合わせると、「本件については米ニューヨーク本社の法務部が、ぱくたそ様と書面でやり取りしていると聞いておりますが、こちらでは詳細は答えられません。ぱくたそ様への回答が遅くなっているのは、米国に日本語対応できるスタッフが少ないためです」と話す。また、不正販売と指摘されている写真素材の削除要請については「応じる意思はございます」としていた。

   ぱくたそ運営者にも、今後シャッターストックの有料販売が続くようであれば何らかの具体的な措置をとることを検討しているか、などについてツイッターで質問を送っている。回答があれば追って伝える。

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