新井浩文の出演作、NHKが配信停止 「作品に罪はないのでは」と異論続出

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   俳優の新井浩文容疑者(40)が強制性交容疑で逮捕されたことを受けて、NHKの有料動画配信サービス「NHKオンデマンド」は2019年2月2日までに、新井容疑者が出演した10番組の新規販売を停止した。

   NHK側の対応に、ネット上では「作品に罪はない」「作品を待ち望んでいたファンや制作関係者がひたすら悲しい結果になっているのに」と疑問視する声が相次いだ。

  • ナレーションを担当した番組も配信停止になった(新井容疑者のフェイスブックページより)
    ナレーションを担当した番組も配信停止になった(新井容疑者のフェイスブックページより)
  • ナレーションを担当した番組も配信停止になった(新井容疑者のフェイスブックページより)

高須院長「罪は憎んで人は憎まずが文明だと思います」

   配信停止するのは、ドラマ『フェイクニュース』や『真田丸』などの10番組。NHKオンデマンドのページ上のお知らせには「大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください」と一文添えられている。

   配信停止の一報をメディア各社が報道したが、NHKの「自粛対応」にツイッター上では疑問視する声が相次いだ。美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は3日、自身のツイッターで「罪は憎んで人は憎まずが文明だと思います。作品には罪はないと思います。なう」と発言した。

   4日には、ジャーナリストの佐々木俊尚さんが「映画やドラマ、文学に倫理を求めてはならないと思います」と指摘。およそ3時間半後にもさらに更新し、「推定無罪の原則を考えれば、逮捕時にそのようなこと(配信停止など)を行うほうが問題ではありませんか?」と指摘。ほかのユーザーからも、

「最近は出演者になにかしら問題があると発売中止や延期というのが通例化してますが『作品に罪はなく』作品を待ち望んでいたファンや制作関係者がひたすら悲しい結果になっているのに、それでも発売したら『けしからん!』とお叱りが来るのでしょうか」

という声があった。

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