ベシクタシュ(トルコ)に移籍したMF(ミッドフィルダー)香川真司(29)に、サッカー日本代表への復帰を望む声が相次ぎあがった。
デビュー戦では後半途中出場ながらいきなり2得点の活躍。代表がアジアカップ決勝でカタールに完敗した時期と重なったこともあり、待望論が持ち上がった。
後半36分からの出場で2得点
今季終了までの期限付きでドルトムント(ドイツ)からベシクタシュに移籍した香川は、2019年2月3日のアンタルヤスポル戦で、4-1とリードした後半36分から途中出場した。直後に相手陣内でパスを受けるとドリブルで持ち込んでペナルティエリア外からシュートし1点、その2分後には直接FK(フリーキック)を決め、2ゴールの衝撃デビュー戦となった。
ドルトムントでは今季リーグ戦の出場が2試合にとどまり、大半がベンチ外という苦痛を味わった。代表でも、ロシア・ワールドカップを終えて森保一監督体制になると招集されなくなった。だがこの試合後、ツイッターでは
「香川選手、代表でまた、見たいです!何かやってくれる感がわくわく」
「香川代表復帰してほしい」
「香川は試合に出場してさえいれば日本代表に呼ばれるべき選手(今までは出場していなかったので呼ばれなかったのは当然)なので、3月の親善試合かコパアメリカには呼ばれるだろう。そう思わせるくらい、トルコリーグとはいえ今日の活躍は鮮烈」
といった代表への待望論が続々とあがった。
代表は1日、アジア杯決勝でカタールに1-3で敗れたばかり。森保体制で無敗記録を続けてきた新チームにとって初の敗戦だった。それも、組織化されたカタールの守備・攻撃陣に主導権を握られ、前半で2点を先制される苦しい展開。枠内シュートは試合を通してわずか1本に終わっている。