俳優・新井浩文(本名・朴慶培)容疑者(40)の強制性交容疑での逮捕を受け、出演するドラマ、映画などに影響が広がっている。
関係者からは困惑の声が漏れ、まさに青天の霹靂だったようだ。所属事務所も詳細を把握しておらず、新井容疑者のプロフィールページを削除するなど対応に追われている。
NHK、WOWWOWは自粛
草なぎ剛さんとの共演映画『台風家族』の公開を2019年6月に控えていたが、配給元のキノフィルムズは2月1日、ツイッターで公開延期を発表。「事件の経過を見ながら今後の対応を決めて参ります」とした。
さらに、俳優・林遣都さんとダブル主演をつとめ、19年公開予定の映画『善悪の屑』についても雲行きは怪しい。原作者の渡邊ダイスケ氏は、「この度の新井浩文さんの件に関しては関係者の一人として恥ずべき事ですが、テレビのニュースで初めて知りました」と困惑を隠せない。「なによりも被害にあわれた女性のお気持ちを考えると、自分の立場で今、何をするべきか、何を発言するべきか...迷っています...」と率直な思いを明かした。
そのほか、NHKは新井容疑者が出演した『真田丸』『64(ロクヨン)』など10作品の有料動画配信を停止。衛星放送のWOWWOWも、新井容疑者が出演する5作品の放送を見送った。
所属事務所は1日に「現在、弊社として詳細な事実関係を確認できておりませんが、このような事態となりましたことは誠に遺憾であり、被害者の方及び関係者の皆さまには深くお詫び申し上げます」と公式サイトで謝罪。新井容疑者のプロフィールページも2日までに削除した。