「統計」追及でも支持率堅調 野党は今、何をすべきなのか?

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「けしからん」だけではなく「正しい国にする」ための「実証」を

   野党は2月4日に始まる予算委員会で追及を強める構えで、有馬氏は

「『けしからん』と言うだけではなく、『正しい国にする』という立場で(政府の誤りを)『実証』していくことが必要」
 

などとして、まだまだ野党には「攻め手」があるとみている。

   19年は、4年に1度の統一地方選と3年ごとの参院選が重なる「亥(い)年」。12年前の07年は、社会保険庁(当時)のずさんな年金記録が問題化した「消えた年金」をめぐる問題で安倍1次政権が失速。7月の参院選で惨敗し、続出した閣僚の「政治とカネ」の問題や安倍氏の健康問題を背景に、8月末に退陣に追い込まれた。ただ、今回の「統計国会」が「年金国会」の再現になる可能性については、有馬さんは

「安倍首相は、この12年間で人間力や『したたかさ』を増しており、このまま逃げ切る可能性も結構あるのではないか」

   と懐疑的だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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