出直し選出馬を期待する向きも
辞職に伴う出直し市長選への立候補の是非については、橋下氏は先のツイートの後半やその直前ツイートで、
「泉さん、一呼吸置いての再起を期待します」
「選挙は政策選択のためのもの。政治家の不祥事をクリアーするために選挙を使ってはならない」
と、否定的な考えを示して釘を刺した。
他にも立候補へ否定的な意見としては、泉市長の会見での自己分析に触れたうえで、
「己の資質の欠如をいま悟った。悟り切れば、(次の選挙には)立候補しないだろう」
といったものもあった。一方で立候補へ期待を示す人もおり、
「出直し選挙出て下さいね」
「また出馬しなよ」
と促していた。なかには、今回の会見段階では明言しなかった、という態度に深謀遠慮さを感じてか、
「明石市長、なんか諸葛亮(孔明)みたいなやめ方してますね」
と、中国の「三国志」で知られる名軍師・政治家の名前を挙げる人もいた。
泉市長の辞職に伴い、市選挙管理委員会へ市議会議長から通知が届くと、50日以内に出直し市長選が行われる。単純計算すると、3月後半までに実施される流れとなる。泉氏が出る、出ないにかかわらず、別の候補が当選すれば、新しい任期4年が始まる。
一方、もし泉氏が出直し選に立候補して当選した場合は、泉氏のもともとの任期(4月末)が適用されるため、当初予定されていた4月21日(統一地方選)にまた市長選が行われることになる。