任天堂とLINEが2019年2月1日、協業によるスマホゲーム「Dr. Mario World(ドクターマリオ ワールド)」を開発・運営すると発表した。19年初夏の配信を目指し、価格は無料(アイテム課金)。日本を皮切りに、アメリカなど約60の国と地域で提供される予定だ。
往年の人気パズルゲームが、スマホ版になって復活するとあって、ネットでは「やった!」「これはやりたいぞ」「相当時間溶かす人続出しそう」といった声が出ている。
1990年に誕生、もうすく30周年
「ドクターマリオ」は1990年、ファミリーコンピュータとゲームボーイ向けに発売された。「テトリス」や「ぷよぷよ」といった類似ゲームとともに、いまなお愛されている「落ちゲー」だ。上部から落ちてくる「カプセル」を操作することで、白衣に身を包んだマリオが「ウイルス」を退治するのが基本コンセプトとなっている。ルールは単純ながら、のめりこめる要素が多いため、ハマりやすい。
来年で誕生30周年。「ディズニー ツムツム」のノウハウを持つ、LINEと組むということもあり、ツイッターでは期待の声が多い。
「やった!ドクターマリオだ!!嬉しいぜ!!!」
「スマホゲームやらないけど、これはやりたいぞ・・!」
「スマホ版でドクターマリオ出るとか、スマホ廃人になってしまいそうじゃ」
「ドクターマリオがスマホアプリになったら相当時間溶かす人続出しそう」
また、プレイ中に流れるBGM「FEVER」と「CHILL」を思い出す人も多いようだ。
「ゲームのBGMが勝手に脳内に流れた」
「テテテテ テレレテッテ テテテテテ」
「変なアレンジしないでそのまま使ってほしい」
「母親に教えたら四六時中やりそう」
簡単な操作のため、子供だけでなく、親がハマっていた人も多いようだ。なかでも「母親がよくやってた」とのエピソードが多く出ている。
「母親に教えたら四六時中やりそう」
「母親が飛びつきそうなドクターマリオ新作」
「母親ってドクターマリオ得意な記憶しかないんだけど私だけ??」
「わたし未だに母親の出したドクターマリオのスコア抜けないし届きもしない」
任天堂はこれまで、DeNA(ディー・エヌ・エー)と組んで「スーパーマリオラン」や「どうぶつの森 ポケットキャンプ」、Cygames(サイゲームス)とは「ドラガリアロスト」といったスマホゲームをリリースしている。人気ゲームのスマホ化は、株式市場にも好材料......に思えるが、2月1日の株価を見てみると、LINEは前日比10.83%増(終値4195円)となった一方、任天堂は9.19%のマイナス(3万720円)だった。