「紙そのまま」が好評だったが... 「えきから時刻表」終了に鉄道・旅行ファン悲嘆

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   株式会社ぐるなびは、時刻表検索サービス「えきから時刻表」を2019年3月29日限りで終了すると2月1日に発表した。

   02年にサービス開始し、ネット上でも長寿の時刻表検索サービス。突然の終了に、残念がる声が広がっている。

  • 3月29日でサービス終了の告知が出ている(公式サイトより)
    3月29日でサービス終了の告知が出ている(公式サイトより)
  • 紙の時刻表とほぼ同じフォーマットが特徴(公式サイトより)
    紙の時刻表とほぼ同じフォーマットが特徴(公式サイトより)
  • 3月29日でサービス終了の告知が出ている(公式サイトより)
  • 紙の時刻表とほぼ同じフォーマットが特徴(公式サイトより)

紙の時刻表に近い感覚で使える

   えきから時刻表の特徴として、北海道から沖縄まで全国の鉄道路線・航空機・バスの時刻を網羅したサービスだったということ、また交通新聞社の「JR時刻表」のデータに基づいているだけあって、紙の時刻表のようにその路線を走る列車の一覧を見られる点があった。

   ネットでの時刻検索はルートや時間を入力すると経路が表示される、いわゆる乗り換え検索がメインのものが多いが、えきから時刻表は紙の時刻表に近い感覚で時間を調べることができたので、乗り換え検索に頼らずとも様々な経路を調べたい層のニーズを満たしていた。「〇〇(駅名) えきから」で検索すると、全国どの駅でも上位にヒットして時刻が調べられるのも利点だった。

   また掲載便の列車番号や臨時列車の有無も表示されていたので、重宝している鉄道ファンも少なくなかった。このため、旅行ファン・乗り物ファンを中心にサービス終了の知らせは少なからず衝撃を与えたようで、

「私鉄の複雑な時刻を見るのに適していたのに、残念」
「駅の時刻表から列車時刻表に1クリックで飛べるのがよかった」
「いちいち鉄道各社のサイトを見なくても、始発から終着まで全部表示してたからストレスなく見れた」

など、惜しむ声が強く、同様の無料時刻検索サービスがまた欲しいという意見も見受けられた。

姉妹サイト