枝野幸男氏がNGT問題に注文 日本はタレントの保護「十分でない」

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   立憲民主党の枝野幸男代表が2019年1月30日の定例会見で、NGT48の山口真帆さん(23)に対する暴行に端を発する一連の問題について言及した。

   熱心なアイドルファンとして知られる枝野氏は、NGTの最新曲「世界の人へ」(2018年10月発売)について「大変素晴らしい曲で、私も歌えるようになったところだったんですけど...」と残念そうに明かしながら、若いメンバーの「安全・安心」確保に向けた関係者の努力を求めた。

  • 定例会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表
    定例会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表
  • 定例会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表

芸能事務所は「さらなる努力を」

   枝野氏は記者の質問に答える形でNGTの事案に言及。NGTの事案では、運営会社が謝罪する前に被害者がステージで謝罪するなど、「事務所がメンバーを守らなかった」などとする批判が相次いだ。枝野氏はこういった点を念頭に、

「本当に今回の件に限らず、特に若い、未成年も含めた、皆さんの安全、安心というものは、所属事務所を中心にして社会全体でしっかり守っていかなければならない。そういったことについての枠組み、仕組み、慣習というのは、この件に限らず、日本全体として、まだまだ十分ではないと思っている」

などとして、NGTの事案に限らず、事務所などが若いタレントを守る仕組みが不十分だという点を指摘。その上で、

「今回の件に限らず、そうした、特に未成年のアーティストを抱えている事務所・関係者の皆さんには、そうした皆さんの安全や安心のために、さらなる努力を進めていただきたい」

と話した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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