「大変申し訳なく思います」
日本は優勝候補のイランを相手に、苦戦が予想される中3-0と快勝。その原動力となったのは、初戦以来5戦ぶりに先発に復帰した大迫だった。前半から最前線でボールを収め、攻撃の軸になると、後半11分、22分と立て続けに自らゴールを奪い、主導権を掌握し、試合を決定づけた。
同47分にMF原口元気(27)も得点をあげ、3点差をつけると、イラン代表は苛立ちを増した。終了間際にはFWサルダル・アズムンがボールのないシーンで大迫に接触。両チームが入り乱れ、MF柴崎岳にも張り手を見舞うなど、一触即発となった。
こうした試合展開もあり、イランサポーターのボルテージも上がったのかもしれない。ただ、大迫のインスタグラムには、「同じ国の人間として大変申し訳なく思います...イランから愛と祝福を贈ります」と冷静なコメントも寄せられている。