科捜研研究員の兄が「大麻吸引」 月9「科捜研の男」の鬱展開に視聴者騒然

   関ジャニ∞の錦戸亮さん(34)が科捜研研究員・真野礼二役で主演するドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)の第4話が、2019年1月28日に放送された。

   同ドラマは漫画家の古賀慶さん作の「トレース 科捜研法医研究員の追想」が原作。第4話では、真野の同僚である相楽の兄・浩司(やべきょうすけさん=45)が頸動脈を切られた遺体となって自宅で発見される事件の解明がテーマだったが、そのショッキングさと併せて視聴者が注目したのは、亡くなる直前の被害者の置かれていた状況だった。

  • 「トレース~科捜研の男~」公式サイトから
    「トレース~科捜研の男~」公式サイトから
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「大麻使用がばれたら弟失職するのに」

   遺体が発見された番組冒頭、弟である相楽以外に身よりがない浩司のアパート室内は、複数のゴミ袋が部屋に放置されたままであるなど荒れ放題。すさんだ生活であることは誰の目にも明らかだったほか、解剖の結果、末期の胃がんで余命3ヶ月の状態で生活していたことも判明。加え、弟が科捜研の研究員であるにもかかわらず、大麻を吸引していたことも判明する。

   この展開に対し、視聴者からは「大麻使用がばれたら弟失職するのに」「もっと別のやり方があったんじゃないかなお兄さん...」など、重苦しい設定に悶絶するツイートが続々。「大麻使うなら病院いけよ より弟に迷惑かかるだろ」と、他の解決策はなかったものかとする声も相次いだ。

   今回第4話を迎えた「科捜研の男」については、これまでにも、その演出や設定が「重すぎる」とネット上で話題に。第1回では放送開始5分後にバラバラ遺体の演出があったほか、第3回では少女が自殺を装うという意図に反して本当に死亡してしまうシーンが放送されるなど、「月9なのに重すぎる」「月曜から見ていられない」など、その「鬱展開」が視聴者を驚かせている。ただ、第4回の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の値は前週より1.4ポイント上がって11.0%と2ケタを回復。いまだ好調と言える水準だ。

   ヘビーすぎる「鬱展開」に、視聴者はどこまで耐えられるか?

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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