白鵬ケガ休場に「最後まで出てほしかった」 「稀勢」を例に出した舞の海に「違和感」続出

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「さすがに共感できない」

   稀勢の里は17年3月場所で、左腕を負傷しながら強行出場を続け、結果として優勝と引き換えに相撲人生を左右する「爆弾」をその肩に抱えた。同5月場所から8場所連続休場(うち3連続全休)、復帰した18年9月場所は10勝5敗と最低限の成績を収めたが、翌11月場所は初日から4連敗後に休場。そしてこの初場所でも1勝もできず、横綱ワーストの8連敗という不名誉な記録も残して、引退を決断した。1月16日の引退会見では「自分の相撲が取れなくなっていた。ケガする前の自分に戻ることはできなかった」と明かしており、最後までケガが影を落とし続けていたことは、多くの人が知るところだろう。

   こうした事情もあり、ケガでも強行出場した末に引退した稀勢の里と比べながら、休場を選んだ白鵬に物申した舞の海氏には、違和感を覚える視聴者が少なくなかったようだ。ツイッターでは、

「舞の海は、稀勢の里があの後八場所連続休場したという事実をふまえた上で白鵬の休場を批判しているのだろうか?」
「力士もファンもケガにナーバスになってるこのご時世にその発言、さすがに共感できない。最近の舞の海は放言が過ぎる」
「舞の海の白鵬ディスりが意味不明。稀勢の里は出続けた、と休場続きの稀勢の里と比べるのも違和感あるし」

といった声が相次いだ。

   また、ここ数年の白鵬は態度や取り組みぶりが「横綱らしくない」などと批判を受けることも多いのを念頭に置いてか、「白鵬叩きたいだけ?」「白鵬いじめの発言が出ました」との反応もあった。さらには、

「稀勢の里は、こんな事いう人たちが多かったから、無理して出て引退したんだ」

との指摘も出ていた。

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