活動休止は「永久」になってしまうのか
また、活動休止の意思決定の際には、会見での言葉の通り争いはなかったとの見方を示した。
「活動休止を提案した大野さんについて二宮さんが、『もしリーダーが悪者に見えるのであれば、それは我々の力不足です』と話していましたが、嵐は意思決定の際に多数決になって3対2や4対1の状況になったとしても、少数派が納得した上で議論を終わらせると言われています。そして、どうしても少数派が納得しない場合は、意思決定そのものを中止するとのこと。まさに、平和な合議制で決定したと見て良いでしょう」
最後に、嵐の活動休止は「永久」なのかどうかについても聞いてみた。
「結成30周年記念など、メモリアルイヤーとでもいうべき年だけ活動するということはあるかもしれません。また、カウントダウンコンサートの時に『嵐』として出てくる可能性は消滅していないでしょう。また、ジャニーズは今、『King & Prince』を含めて後ろがややつっかえ気味で、玉切れとは逆の状況です。なので、嵐が活動を休止することで後進に道を譲る意味もあるでしょう。併せて、滝沢秀明さんの子会社社長への就任と重なったことは、ジャニーズ事務所の若返りを象徴しているのではないでしょうか」
ジャニーズ事務所が新たな時代を迎えようとしているその瞬間を、我々は目の当たりにしているのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)