「アラシック」と「ティアラ」
デビュー20周年を記念した「ARASHI Anniversary Tour5×20」の予定総動員数は237万5000人に達するなど根強いファンを持つことで知られる嵐。その中でも特に熱心とされる層は「アラシック」と呼ばれているが、時折、その熱心さが周囲への迷惑行為となって現れることがある。
コンサートのたびに散見されるのが、メンバーの顔写真がプリントされた団扇を路上に並べ、それに向かって土下座をしたり、駅の中に貼られた嵐のポスターに対し、やはり祈りを捧げる「儀式」を行ったりする人たちだ。これらの行為は当然ながら通行を妨害することになるため、コンサート会場を通る人々からは迷惑行為として認識されている。また、ジャニーズのほかのグループに対して嵐の優位性を説くなどするため、ネット上ではそのつど論争を巻き起こすことでも知られる。
嵐が実際に活動を休止する2020年末まで、「アラシック」と「ティアラ」の応援合戦は続きそうだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)