「アジア圏を選んでもらい、奨学金も活用したい」
「たった二ヶ月では語学研修くらいの事しか出来ない」といった指摘のほか、特に、留学費用が工面できない学生はどうするのかという疑問が多かった。
「お金がないから国立を選んだ苦学生には逆に負担にならないか」
「費用が工面できないから留学しなかった人はどうなるのだろう?」
「授業料を値上げしてまでやることなのか」
「『育ちのいい子だけを選抜』出来ますねえ...」
千葉大の広報室は1月25日、一人当たりの自費負担について、「留学先や期間によりけりで一概に言えない」としながらも、負担軽減に取り組みたいと取材に話した。
「台湾やタイ、韓国などのアジア圏を選んでもらうなど、学生に負担が生じないように努めます。アジア圏なら、2週間で約16万円の費用がかかる試算もありますが、必ず1回は支給される大学の留学奨学金のほか、日本学生支援機構など外部機関の奨学金も組み合わせることなどを考えています」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)