モザイクなし画面には「根尾昂」
その後の場面はカットされたようで、番組を見ている範囲では、何事もなかったかのように、パネルの欄の上から4人目となる「文学界 又吉直樹」さんのコーナーに移っていった。その後も番組の画面は、資料映像やひな壇のゲスト、そして司会の古舘さんに次々と変わる。古舘さんの脇にある大きなパネルが映ることもある。又吉さん本人のコメント映像が終わったあとも、パネルはチラチラと映り込む。
パネル映像(モザイクあり)→画面変わる→パネル映像(モザイクあり)→画面変わる→パネル映像(モザイクあり)→画面変わる...。そして次の瞬間、画面中央に映ったパネルには、先ほどまであったモザイクはかかっておらず、スポーツ界2人目の欄に「根尾昂」とあり、右わきには顔写真も映っていた。約2秒間ほどだろうか、文字ははっきりと読み取れた。また画面が変わり、次にパネル映像に戻った際には、またしっかりとモザイクがかかっていた。
ツイッターには、「根尾昂」の文字が読める場面を切り取った画像を投稿する人もおり、
「一瞬『根尾昴』って名前が出てまた次のカットでは隠されてたけど、この人何かやらかしたの?」
「なぜ根尾昴を大人の事情で隠してたのか問題」
と気になって反応する人が相次いだ。
根尾選手がまだ高校卒業前であることから、「高野連の取り決めとの関係では?」「まだ高校生だから?」といった推測を披露する人もいた。
また、放送日がたまたま、春の選抜高校野球の出場校が決まる選考会(25日)の前日だったこともあり、選考への何らかの影響をNHKが考慮に入れた可能性が頭をよぎった人もいたようだ。