俳優の野村周平さん(25)をめぐる炎上騒動が話題だ。きっかけは、2019年1月22日未明にツイッターで一般ユーザーが、野村さんとみられる人物が歩きタバコをする様子を撮影した動画をアップしたことだった。
動画は10秒ほどで、野村さんがファンと思われる女性と路上で記念撮影に応じた後、歩きたばこをしながらその場を後にする様子を写したもの。野村さんとみられる人物は撮影には応じていたが、ややそっけない態度だったほか、混雑した街路での歩きタバコだったということもあり、ツイッター上では「野村周平の態度が冷たい」「歩きタバコしてて危ない」など、批判の声が殺到した。
これまでにも複数回にわたって炎上
これを受けてか、22日深夜に野村さんは「写真撮ってんのに対応冷たいとかマスコットキャラクターじゃねーんだよ」とツイート。動画への批判に対する反論とみられるツイートには、「中高生みたいな怒り方だな」「あんな人混みの中歩きタバコは絶対にやめてほしい!」など、野村さんを批判するツイートが殺到、アカウントが炎上状態となった。一方で、「動画は盗撮だったんじゃないの?」と、野村さんばかり批判を受けるのは良くないとする意見も飛び出すなど、議論となっている。
その後は野村さんのツイッターが平常運転に戻ったこともあり、騒ぎは沈静化に向かっているが、野村さんのツイッターをめぐっては、これまでにも複数回、炎上騒動が発生りしているのも事実。2018年8月には「タバコ吸ってたら印象悪い。タトゥー入ってたら印象悪い。意味わからない」とツイートし、やはり炎上。この前日、野村さんはインスタグラムに自身がタバコを手に持つ姿を写した写真を投稿しており、ファンから「タバコはやめて」などの声が上がるなどしていた。
また、同年6月には、サッカーW杯ロシア大会の予選リーグの日本対ポーランドの試合で、日本代表が試合の最後にパス回しを行ったことについて、「えー。なにこの試合」などとツイートして炎上。その後、「軽はずみな発言をして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
「炎上芸人」はともかく、「炎上俳優」は...
また、2017年11月には、乃木坂46のCDジャケットの写真を添えて、「なーたん」とツイート。「なーたん」とは、乃木坂46のファンの愛仇では西野七瀬さんのあだ名として使われているため、これを見咎めたファンから「勝手に名前で呼ぶな」など、罵声が飛ぶ事態となった。
これまで複数回にわたって炎上している野村さんのツイッター。「炎上キャラ」はお笑い芸人であればウーマンラッシュアワーの村本大輔さん(38)や、安田大サーカスのクロちゃん(42)など、本人の持ち味として理解されることもあるが、俳優という職業で炎上キャラを確立してしまってもプラス要素は見出しづらい。下手をすれば、フジテレビ批判をきっかけに仕事が激減した高岡奏輔さん(36)のように、芸能活動が停滞してしまう恐れもあるだろう。
2019年1月期はドラマ「僕の初恋を君に捧ぐ」(テレビ朝日系)に出演するなど仕事は好調なだけに、その炎上体質をもったいなく思うファンも多い。余計な炎上を回避するには、ツイート前にその内容を再考するのが一番の策だろう。主演映画の「純平、考え直せ」(2018年公開)に引っ掛けて言うなら、「周平、考え直せ」?
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)