矢沢永吉、迷惑ファンを「出入り禁止」 私設応援団名乗り「威圧」行為

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   ロックミュージシャン・矢沢永吉さん(69)の公式サイトが、迷惑なファンの一人を「コンサートへの一切の出入り禁止やファンクラブの強制脱会等の措置を取らせていただきました」と発表した。

   以前から定めていたルールを順守しなかったためとしている。

  • 矢沢永吉さんのツイッターより
    矢沢永吉さんのツイッターより
  • 矢沢永吉さんのツイッターより

「コンサートに行きたいけど怖くて行けない」

   2019年1月21日の発表によれば、この人物は私設応援団の総会長をつとめている。だが、公式では私設応援団の結成は認めていない。

   その理由を、「私設応援団を名乗る一部の集団が威圧や強要、一部のファンの飲酒による周囲への迷惑行為」が後を絶たないためと説明する。そのため、「コンサートに行きたいけど怖くて行けない」との声が多数寄せられていたそうだ。

   そこで、矢沢さんが「どなたでも来場しやすいコンサート」を実現するため私設応援団を禁止したものの、先の人物は従わなかったとして「追放」を決めた。

   矢沢さんのコンサートでは、(1)旗振り、特攻服などの威圧行為(2)周囲に迷惑となる永ちゃんコールの強要・煽り(3)飲酒入場などを禁止している。

   18年9月のコンサートでは、矢沢さんの誕生日が近かったため、ファンが「ハッピーバースデー」の歌を合唱しようとツイッターで呼びかけたところ、公式ツイッターが、

「お客様が一斉にハッピーバースデーの合唱をしたり風船を飛ばす等の計画をSNS等で拡散している方がいらっしゃいますが、これらの行為は矢沢永吉のコンサート演出の妨げとなり周りのお客様の迷惑にもなりますので絶対におやめください」

などと注意喚起し話題となった。

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