ボクシング観戦で「勉強になる」 豪風、長い活躍支えた「研鑽」と「郷土愛」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

2020年東京五輪まで現役の夢かなわず...

   172センチと小柄ながら、たゆまぬ鍛錬で幕内の土俵に上がり続けた。2014年名古屋場所では9日目に横綱日馬富士を破り金星を獲得。昭和以降、最年長となる35歳1カ月での金星獲得となり、息の長さを改めて証明した。また、幕内出場1257回は歴代8位、幕内在位86場所は歴代10位で、学生相撲出身の力士としては1位となる。

   現役にこだわり続け、十両に陥落後も強い意志のもと相撲を取り続け、2018年夏場所に38歳10カ月で幕内に返り咲いた。39歳のベテランは、2020年の東京五輪まで現役を続けることを目標としていたが、その小柄な体は限界に達していたのだろう。故郷の名産「きりたんぽ」をこよなく愛する豪風に土俵を去る時が来た。

1 2
姉妹サイト