2018年は苦戦したアサヒとサッポロ
王者、アサヒビールは2019年1月29日、「アサヒ 極上<キレ味>」を新発売する。「シャープなキレ」と麦100%の飲みごたえが特徴で、年間300万ケースの販売を目指す。アサヒの2018年のビール類販売は7%減の1億4720万ケースと精彩を欠いた。中でもクリアアサヒを中心とした第三のビールが足を引っ張っただけに、新商品で巻き返しを図る。
サッポロビールは4月2日、「サッポロ 本格辛口」を新発売する。「史上最強炭酸」と銘打ち、「本物の辛口」を実現したとアピールする。サッポロは2018年、「麦とホップ」などが振るわず、第3のビールが14%減の1217万ケース、ビール類全体で8%減の4466万ケースと大苦戦だった。2019年は4450万ケースの販売を計画する。