新潟日報社説「運営会社は危機感足りぬ」
それ以外にも山口さんの事案をめぐる影響は続いている。18年の「リクアワ」では、サプライズとして新曲の選抜メンバーが発表されたが、19年は終演直後に新曲発売の事実だけをブログで発表するにとどめた。イベント内で派手に演出する形での発表を避けたとみられる。
1月19日には、NGTが拠点にしている新潟県の新潟日報が、社説で「NGT暴行問題 運営会社は危機感足りぬ」と題して運営会社のAKSの対応を問題視。
「『地域密着、地元貢献』を掲げてNGTが発足し3年余りだ。中学生を含む若いメンバーの頑張りが、多くの県民の共感を呼び、声援を集めてきた。それだけに、残念に思っている県民は少なくないはずだ。再生には地元への十分な説明が不可欠であることを、AKSは肝に銘じるべきだ」
などと訴えた。
なお、今回のリクアワで1位だったのは、「47の素敵な街へ」。47都道府県からメンバーを1人ずつ集めたAKB48「チーム8」の代表曲だ。17、18年と2年連続で2位が続いており、チーム8にとっては悲願達成だ。2位には田中美久さん(17)がセンターのHKT48の楽曲「ロマンティック病」が入った。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)