参院選の自民候補、こんなにいる「旧民主」 元閣僚・政務官も

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大臣政務官経験者も2人

   民主党政権で大臣政務官を務めた人も2人いる。そのひとりが、第3次野田改造内閣で厚生労働政務官を務めた糸川正晃氏だ。糸川氏は05年の衆院選に国民新党から出馬して初当選し、09年に民主党から出馬して再選したものの12年に落選。14年12月の衆院選への立候補を見送った後、自民党に入党した。糸川氏は、笹川尭元衆院議員が会長職にある全日本空手道連盟の理事を務めている。自民党としては、同連盟との距離を縮めて党員を増やす狙いもあるようだ。

   もうひとりが、菅改造内閣で財務政務官を務めた尾立源幸氏。04年の参院選に大阪選挙区から民主党の公認候補として出馬し、初当選。10年に再選されたが、16年に落選。当時の大阪選挙区の定数は4で、尾立氏は6番手だった。

   この3人以外にも、元衆院議員の熊田篤嗣氏が比例区で出馬する。熊田氏は09年の衆院選で民主党公認で大阪1区から出馬し初当選。12年10月に民主党に離党届を提出したが除籍処分を受けた。地域政党「減税日本」を経て、日本未来の党の公認候補として12年12月の衆院選に大阪1区から出馬したが、落選していた。17年6月になって、フェイスブックで自民党の二階派に入ったことを報告。

「この4年半、いろいろと紆余曲折はありましたが、自分の政治活動としては大きな節目となりました。決意あらたに頑張ってまいりますので、引き続きの皆様のご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします」

などと決意表明していた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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