原監督の若手起用アピールに潜む危険 紅白戦前倒しで「潰れかねない」

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1軍をかけた事実上の一発勝負

   また、前出の関係者は、1軍をかけた事実上の一発勝負となる「査定」方法にも疑問を投げかける。

「原監督が本当に若手育成を考えているのならば、もっと長い目でチャンスを与えるべき。1軍の選手はある程度、力は分かっているので沖縄に移動してから見定めても遅くはない。いくら若手が仕上げてきたからといって宮崎キャンプの3日目で、成長ぶりを見極めるのは難しいはず。選手にとってもあまりにも酷」

   今オフ、巨人はFA(フリーエージェント)で丸佳浩外野手(29)、炭谷銀仁朗捕手(31)を獲得。FAの人的補償として内海哲也投手(36)と長野久義外野手(34)を失ったとはいえ、岩隈久志投手(37)、中島宏之内野手(36)らベテラン勢に加えて新外国人の補強により、若手選手の1軍入りは狭き門であることに変わりない。

   前例を覆してまでも強行に推し進める全権監督の「改革」。第3次原政権が2月1日、本格始動する。

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