「スタメンのチーム力向上しないと...」
相手の前に、日本代表チーム内の事情もある。森保一監督になってから攻撃陣の中核を担ってきたMF中島翔哉がケガで不在。最前線で体を張れるFW大迫勇也も右臀部痛で万全ではない。この2人を欠いて挑んだGL第2戦・オマーン戦では攻撃の連携が噛み合わず、PKの1点どまりだった。組織力を少しでも上げることは急務だ。
今大会は3人の交代枠があるが、森保監督は第1戦・トルクメニスタン戦で1人、オマーン戦で2人しか、交代カードを切らなかった。まだ出場していない選手が多く、長時間出場していたメンバーには疲労もある。
優勝まで全7試合を戦うことを考えれば、既に決勝T進出を決めた第3戦では、主力を休息させることと、控え選手の試合勘を養うことをねらい、大幅な先発変更も十分あり得る。その場合、主力メンバーの連携に不安を残したままになるともいえる。また、主力を温存すれば勝利できるかは不透明で、ウズベキスタン戦の結果次第では決勝Tへの勢いにも関わってくる可能性がある。
インターネット掲示板では、
「無理して1位通過を狙う必要がないならローテーション回して体力温存しとけ」
「優勝だけを考えるなら2位通過の山に行った方がいい」
と、引き分けを狙って2位通過を望む声が数多い。一方で、
「ワールドカップじゃあるまいし1位通過しかないだろ」
「ターンオーバーっていうけど スタメンのチーム力向上しないとまだ優勝できるレベルにない」
と、勝利して1位突破をしていくことを望む声もある。
ウズベキスタン戦は17日に行われる。