衆院会派「無所属の会」の野田佳彦前首相、玄葉光一郎元外相ら7人は2019年1月16日、新しい衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」を結成した。「無所属の会」は代表の岡田克也元外相らが15日、立憲民主党会派へと合流し、消費増税などで立民と考え方が異なる野田氏らの動向が注目されていた。
野田氏ら立民会派入りを見送った「無所属の会」所属議員に加え、これまで会派に所属していなかった無所属の井出庸生、重徳和彦、中島克仁各氏が年末から協議し、会派結成で合意。国会内で記者会見を行った野田氏は「いまの国会で一番停滞している議論は社会保障改革だ」などと述べ、医療分野などの政策提言をしていきたいとしている。