美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先の辺野古を視察し、写真や動画をTwitterに投稿した。
元総務大臣の原口一博衆院議員らとともに視察。海底にあるサンゴを写真に収めるなどし、辺野古の現状を目の当たりにしての感想をツイートした。
「同盟国アメリカと仲良くして日本を守るべきだと考えます」と改めてツイ―ト
高須院長は昨年(2018年)末、タレントのローラさんが普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事中止を求める署名を呼び掛けたことに、「僕なら(CM)降ろします」とTwitterで発言。この発言を受け、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんは、「おれはそもそも高須さんのその考えは好きではないので高須クリニックがスポンサーの番組一生出なくていい。断る。仕事と思想を絡めるやつの怖さ」と批判していた。
高須院長は2019年1月15日に原口議員と握手している写真をアップ。その後、原口議員らとともに船に乗り、辺野古の海へ出発したとみられ、青サンゴを手に取った写真や、「辺野古のディフェンスブイ。万里の長城みたい。なう」というコメントを付けた動画も投稿した。
フリージャーナリストの田中龍作氏がこの視察の様子を伝えると、高須院長は15日22時40分ごろ、Twitter上で田中氏の記事が付いた短文を投稿。「珊瑚が可哀想だと思いますが、僕の基本的な考えは変わりません。同盟国アメリカと仲良くして日本を守るべきだと考えます」と付け加えていた。
高須院長が辺野古視察の様子をTwitter上でつぶやいたことに、村本さんは15日22時ごろ、Twitterで「かっちゃん明日会いに行ってもいいかい?辺野古に」と投稿。その後も「高須さんも一緒に話したいなあ」と発言している。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)