運営の対応「すべてが間違っていた」 指原莉乃がNGT問題で見解

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   NGT48の山口真帆さん(23)が暴行被害を受けた問題で、HKT48の指原莉乃さん(26)が2018年1月13日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で運営側の対応について「すべての対応がひどかった」などと改めて批判した。

   指原さんはHKT48では劇場支配人も兼務しており、メンバーと運営側の間に立つとも言えるポジション。松本人志さん(55)らから「運営のトップに」と期待する声もあがった

  • 指原莉乃さん(2018年10月撮影)
    指原莉乃さん(2018年10月撮影)
  • 暴行被害を告白した「NGT48」の山口真帆さん(2017年6月撮影)
    暴行被害を告白した「NGT48」の山口真帆さん(2017年6月撮影)
  • 指原莉乃さん(2018年10月撮影)
  • 暴行被害を告白した「NGT48」の山口真帆さん(2017年6月撮影)

「このままうやむやにしてはいけない」

   指原さんは、今回の事案について「彼女(山口さん)の映像を見て知ったので、私たちも(こうした事件があったことは)知らされていなかった」とした上で、運営側の対応が後手に回ったことを指摘した。

「すべての対応がひどかったように感じます。彼女に対する対応もそうですし、こうなってしまった後の対応も、すべてが間違っていたと思います。どうにかしてあげることはできなかったのかなと思いますし、私がツイッターで運営に対する批判めいたことが『ガス抜き』として思われて、運営側が『もういいのかな』と思うようなことは絶対にあってはいけない。このままうやむやにしてはいけない」

   指原さんは1月10日、山口さんが劇場で謝罪し、NGT48を運営するAKSがコメントを発表したことを受けて、自身のツイッターで運営を批判し、山口さんへの応援をするコメントを寄せていた。

「誰が仕切っているのか私ですら分からない」

   松本さんの「運営側、運営側っていうけど、どんな人たちがやっているの?」という疑問に対して、指原さんは「今回私が一番問題だと思ったのは、誰が仕切っているのか私ですら分からない状況なんです」と、責任の所在が明らかでないことを問題視した。

「(1月10日の)運営のコメントも誰の名前も出ず、誰に顔も出ず、誰が書いているのかわからないコメントを中途半端に出した。これが誰が仕切っていて、こういうときに誰がコメントを出すのか、誰が最初に動くのかを仕切らないと」

   こうして自身の意見をはっきり述べる指原さんに「NGTの運営のトップになったらいいんじゃないですか」(古市憲寿さん)、「そっちに回ったらええやん」(松本さん)と、グループ卒業後の活動に期待の声が寄せられた。ただ、指原さんは

「もちろん、今回のことがあって運営とメンバーの間に立つ人間が少なすぎるので、そのケアはこれからもしたいなと思ったんですけど、偉い人が仕切っても何もできない状況じゃないですか。私がトップに立っても何もできないと思うんです。あれだけの(アイドルの)人数で、少ない運営なので」

と述べるにとどめた。松本さんが「まあそれはお得意の体を使ったやり方で...」とボケをかますと、「何言ってるんですか」とあきれた表情を見せた。だが、松本さんが「いやいや、指原への期待がこれだけ大きいということ」と真意を説明すると、改めて卒業後もサポートを続ける考えを明らかにした。

「間違いなく運営とメンバーの間に立つ人間は必要だと思ったので、これからも関わり続けたいなと思いました」

   指原さんは、1月12日夜に福岡市内で行われた自らの「生誕祭」公演後、ツイッターを更新。後輩メンバーに

「みんなには強くて優しい女性になってほしいです。ファンとメンバーを守れる人でいてね。声をあげられる人でいてね。昔からずっとそう思っています」

と呼びかけた。

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