ネット憶測広がる中... 小林よしのり氏、関与メンバーも「守らなければならない」

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   NGT48の山口真帆さんが暴行を受けた問題で、漫画家の小林よしのりさんが、事件に「関与」したメンバーについても「責任を感じているだろうから、守らなければならない」との主張を展開した。

   山口さんの「告発」から4日、事態は収束の気配を見せない。運営会社側も2019年1月10日のステートメント以来、新たな動きを見せないまま、何事もなかったかのように12日もNGT48の出演イベントが実施された。情報発信がない中、ネット上ではさまざまな憶測だけが膨らみ続けている状況だ。

  • 小林よしのり氏(2014年撮影)
    小林よしのり氏(2014年撮影)
  • 小林よしのり氏(2014年撮影)

「会いに行けるアイドル」と「モテない男」の常軌を逸した関係

   小林さんは12日朝に更新したブログで、山口さんの事件に「会いに行けるアイドルのリスク」というタイトルで物申した。

   今回の事件を、小林さんはメンバーへの恋愛感情を暴走させたファンの凶行と認識しているようで、

「ヲタは恐いよ。あれほど可愛い女の娘が握手会などで自分に振り向いてくれるのだから、惚れてしまうのは当然。女に免疫のないモテない男が惚れたら、常軌を逸してしまうのも大いにあり得る事態だ」

   と分析、「アイドルグループを使う商売というのは、相当なリスクを抱えていると思い知った方がいい」と運営側への苦言を呈した。

   また、山口さんの帰宅時間などについての情報を伝えるなど、事件へ「関与」したとされるメンバーについても、以下のように気遣っている。

「暴走ヲタにメンバーの情報を与えた子だって、責任を感じているだろうから、守らなければならない」

   小林さんといえば、一時期AKB48グループの「ヲタ」を公言するなど、熱心な著名人ファンの一人として知られた。しかし近年は「飽きてしまった」として、言及する機会は少ない。そのせいか、今回の主張にも「5ちゃんねる」などのネット掲示板では「ズレてんな」など冷めた声が多いが、「正論言ってると思うけどな」という肯定的な反応もある。

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