「NGT山口事件」元検事の見解 関与メンバーは罪に問われる?

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   NGT48の山口真帆さん(23)が動画などの訴えを巡って謝罪したことについて、「被害者になぜさせるのか」と疑問や批判がネット上で噴出している。

   NGT48劇場の運営側は、公式サイト上でコメントを出したが、それでファンらの不満が収まりそうもない状況だ。

  • コメント文だけでいいのかとの声が…
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運営側は、メンバーや自らの責任への言及はなく

   ファンの男2人から自宅前で顔をつかまれる暴行を受けた山口さんは、ほかのメンバーも関与したとして、2019年1月9日、こうツイッターで告発した。

「あるメンバーに公演の帰宅時間を教えられ、またあるメンバーに家、部屋を教えられ、またあるメンバーは私の家に行けと犯人をそそめかしていました」

   ところが、劇場運営側はこの日、「広報担当者が不在」などと各メディアに伝える一方、スポーツ紙などでは、メンバー関与を否定する「関係者」の声が次々に載った。

   さらに、翌10日夕にNGT48の公演が行われ、運営側の説明が注目されたが、口を開いたのは、なんと被害者の山口さんだった。涙ながらに関係者に迷惑をかけたことを謝罪し、ネット上では、運営側がなぜ止めなかったのかと違和感を訴える声が続出した。

   運営側が初めて説明したのは、同日深夜になってからで、それも記者会見などではなく、公式サイト上に掲載された運営会社AKSの名義によるコメント文だった。そこでは、メンバーの1人が男から道で声をかけられ、「推測出来るような帰宅時間を伝えてしまった」と認めた。とはいえ、今後はメンバーに防犯ベルを持たせるなどと触れるだけで、メンバーや運営の責任への言及はなかった。

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