W杯の「川島叩き」思い出す声も
元U-20ホンジュラス代表GKコーチ・山野陽嗣氏はツイッターで、「あんなどフリーで1対1で来られてる時点で失点は免れないほどのピンチですから。『なぜ、そこまで行かれたのか』そこに言及して欲しかったですね。まさか権田選手の『ミス』と言われるとは、思ってもみなかったです...」と胸中を吐露している。
半年前のロシア・ワールドカップ(W杯)で、失点シーンをめぐって正GKだった川島永嗣(35)への批判が最後の最後まで殺到したのは記憶に新しい。チームを救うファインセーブもあった中で「ミス」の議論が過熱していた。トルクメニスタン戦の権田も、あわや失点というピンチを防ぐ場面は少なくなかった。当時を思い出したサッカーファンもおり、「Wカップじゃ川島叩かれるし、昨日のPK取られたシーンでも『権田のミス』なんてGKひとり悪者にされるし、GKを取り巻く環境が劣悪ですからね、我が国は」と溜め息も漏れている。
ただ、「権田のPK献上もう少しやりようなかったのかなと思っちゃうな」「PKは権田が出すぎ」などと、結果としてPKを与える直接のプレーをした権田を責める向きもある。また、松木氏の言葉についても、
「選手の気持ちになって権田選手はミスを取り返すために集中してると発言されたのでは?松木さんを責めるのは違うと思います」
と一部では理解も示されている。